2024年11月16日の夜23時半ごろ、、埼玉県さいたま市西区にある私立埼玉栄高校のグラウンドで痛ましい事故が発生しました。
この事故により、17歳の男子高校生が命を落とすという悲劇的な結果となりました。
事故の詳細
事故は午後11時半頃に発生し、同校の男子生徒3人が乗った軽乗用車が横転しました。
車に乗っていた生徒たちは同じ学生寮に住んでいたとされています。
被害状況
- 助手席に乗っていた17歳の男子生徒が頭を強く打ち、死亡
- 運転していたのは16歳の男子生徒で死亡した男子生徒の同級生、無免許運転（日本の法律で運転免許を取得できるのは18歳から）
事故の要因
男子生徒は👆このように助手席横の窓から身を乗り出していて、横転した車体と地面に挟まれ死亡しました。
もし男子生徒が窓から身を乗り出していなければ、ケガのみですんだ可能性が高いですね。
そして、未舗装の土の地面であったため通常の道路を走行するよりも滑るリスクが高かったのはありますが、スピードを出し過ぎたり急カーブを曲がったりなど無謀な運転をしていた可能性が高いです。
そして、警察からの任意の聴取で、運転していた男子生徒は、事故より以前にも運転をしていたと話しており、その経験から運転に自信を持ち、自分の運転技術を過信してしまった可能性も高いでしょう。
事故を起こした部活は何部？
事故を起こしたのは、野球部とサッカー部だと推察されます！
部活の運動場で起きたこの衝撃的な事件。
事故のあった車に乗っていた男子生徒たちは、全員運動部ではありますが、別々のクラブ活動に所属しているということです。
👆の見取り図からもわかるように、校舎に隣接するグランドは、サッカーグランドではありません。
ですが、この事故現場はサッカーグラウンド横の野球グランドでした。
そのため、サッカー部？！というコメントが多かったですが。
サッカー部の寮はこのグラウンドから遠く、自転車で20分ほどかかる場所だそうで、野球部がこの運動場に隣接する寮に住んでいて、野球部の部員という説が濃厚です。
また、野球部はグラウンドを整備するのが下級生の役割である学校は多く、16歳の生徒が運転していたとなると、以前から運転をしていた可能性が高いです！
サッカーグランド（総合グランド）
総合グラウンドの特徴
- 場所: 埼玉県さいたま市西区西遊馬俵貝戸3013に位置しています
- アクセス:
- 最寄り駅は指扇駅で、駅から徒歩約15分です
- 学校本校舎からは自転車で約15分の距離にあります
- 施設構成:
- サッカーグラウンド: 2面
- 野球練習場: 3面
- サブグラウンド: 2面
- アメフト用グラウンド: 1面
- 400mトラック: 1面
- 環境: 緑豊かな環境の中に位置しています
- 規模: 大規模大学にも匹敵する広大なキャンパスの一部です
その他の特徴
- 総合グラウンドは学校本校舎から離れた場所にあります
- 埼玉栄高校は「1部活につき1施設」の方針を持っており、充実した施設環境を提供しています
- グラウンドには、ナンバープレートのない整備用の車両が置かれていた可能性があります。
この情報から、埼玉栄高校の総合グラウンドは非常に広大で、複数のスポーツに対応できる多目的な施設であることがわかります。
事故車の車種は？
今回事故を起こした車は、すでにナンバーは外された状態で、グランド整備に使用されていたことがわかっています。
おそらく中古車なんでしょうね。
事故車の車種は公表されていませんが、画像から推察すると、三菱自動車のトッポBJ（toppoBJ）
だと思われます。
埼玉栄高校ってどんな高校？
埼玉栄高校は、埼玉県さいたま市西区にある私立の高等学校です。
この学校の主な特徴はこんな感じです。
基本情報
- 創立年: 1971年
- 所在地: 埼玉県さいたま市西区西大宮3-11-1
- 生徒数: 2,802人
学科・コース
埼玉栄高校には以下の学科とコースがあります：
- 普通科
- αコース (募集人数: 160人)
- Sコース (募集人数: 200人)
- 特別進学コース (募集人数: 200人)
- 保健体育科 (募集人数: 160人)
偏差値
具体的な偏差値は明らかにされていませんが、埼玉栄高校は進学校として知られています。
特長
- 文武両道: 「文武技芸四道」を目指し、生徒個々の特性を生かす教育を行っています
- スポーツ強豪校: 全国レベルの強い部活動がいくつもあり、特にスポーツの分野で有名です
- 進学実績: 大学進学実績が高く、2024年3月卒業生のうち724人が四年制大学に進学しています
- 教育理念:
- 理論と実践の一体化
- 学習指導と生活指導の一体化
- 生徒と先生が共に学び共に生活する
- 併設校/系列校: 埼玉栄中学校、栄東高等学校、花咲徳栄高等学校など、複数の学校と連携しています
- 学費: 初年度納入金合計は780,000円、年間学費は560,000円となっています
埼玉栄高校は、学業とスポーツの両面で高い実績を持つ総合的な教育機関として知られています。進学を重視しつつ、個々の生徒の特性や才能を伸ばす教育方針を採用しています。
事故の背景
この事故には、いくつかの懸念すべき点があります：
- 深夜の学校施設使用: 事故が起きたのは夜遅かった
- 無免許運転: 運転していた生徒は16歳で、無免許だった
- グラウンド整備車両の可能性: 事故車両がグラウンド整備用の車であった可能性
- 上記整備車両の鍵が容易に使用できる状況にあった
捜査の方向性
埼玉県警は、この事故について危険運転致死の疑いも視野に入れて捜査を進めています。
事故の詳細な経緯や、なぜ生徒たちが深夜にグラウンドで車を運転していたのかなど、多くの疑問が残されています。
今後の課題
この悲惨な事故を受けて、学校側の管理体制や生徒の安全教育について、再検討が必要となるでしょう。
また、部活動における安全管理や、学校施設の使用ルールなどについても、厳格な見直しが求められると考えられます。
この事故で亡くなった生徒のご冥福をお祈りするとともに、二度とこのような悲劇が繰り返されないよう、関係者全員で再発防止に取り組むことが重要です。
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