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2026年9月29日、愛知・名古屋で開催されている第20回アジア競技大会で、男子バレーボールの日本代表がパキスタン代表と対戦します。
日本代表にとって、パキスタンは決して見逃せない相手です。パキスタンは初戦でカザフスタンを3-1で破り、さらにウズベキスタンにも3-0で勝利。攻撃力を武器に、予選ラウンドで存在感を放っています。
とくに、205cmの大型オポジットとして攻撃をけん引するムラド・カーン、豊富な得点力を持つウスマン・ファリヤド・アリ、そしてキャプテンとしてチームをまとめるムラド・ジェハーンは、日本戦でも注目したい選手です。
この記事では、パキスタン代表の登録選手について、背番号、ポジション、身長、スパイク到達点、ブロック到達点をまとめてご紹介!あわせて、今日の日本戦をより楽しむために、注目選手3人のプレースタイルと見どころも詳しく紹介します。
バレーボール・パキスタン男子代表選手
アジア大会2026、プールAのパキスタン男子バレーボール登録メンバーの一覧表がこちら!
| 背番号 | 選手名 | ポジション | 身長 | スパイク到達点 | ブロック到達点 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1 | キザール・ハヤト Khizar Hayat | リベロ | 172㎝ | ||
| 7 | アリ・ウスマン・ファリヤド Ali Usman Faryad | アウトサイドヒッター | 189cm | 345cm | 340cm |
| 11 | ムラド・カーン Murad Khan | オポジット | 205cm | 350cm | 339cm |
| 15 | ムラド・ジェハーン Murad Jehan | アウトサイドヒッター | 196cm | 338cm | 327cm |
| 19 | アブ・バカル・シディキ Abu Bakar Siddique | セッター | 184㎝ | 315㎝ | 305㎝ |
| 3 | ジャブラン Jabran | ミドルブロッカー | 197㎝ | 346㎝ | 335㎝ |
| ― | ハミド・ヤズマン Hamid Yazman | セッター | 193㎝ | 323㎝ | 296㎝ |
| ― | ムハンマド・ハマド Muhammad Hamad | ミドルブロッカー | 195cm | 319㎝ | 303㎝ |
| ― | ムサワル・カーン Musawer Khan | ミドルブロッカー | 198cm | 未公表 | 未公表 |
| ― | ムハンマド・ヤヒヤ Muhammad Yahya | オポジット | 未公表 | 未公表 | 未公表 |
| ― | アファク・カーン Afaq Khan | アウトサイドヒッター | 195cm | 未公表 | 未公表 |
| ― | ファハド・ラザ Fahad Raza | オポジット | 未公表 | 未公表 | 未公表 |
パキスタン代表は、アウトサイドヒッター、オポジット、ミドルブロッカーを中心に、攻撃力のある選手をそろえています。試合では、アブ・バカル・シディキらセッターが前衛の大型アタッカーへボールを配り、ムラド・カーンやウスマン・ファリヤド・アリが得点を重ねる形が基本になります。
一方で、ブロックやレシーブでは、日本代表がどのように相手の高さとパワーに対応するかが大きなポイントになります。
バレーパキスタン代表の戦い方
パキスタン代表の大きな特徴は、攻撃陣の高さとパワーです。
バレーボールでは、単純に身長が高いだけでは得点につながりません。しかし、身長2mを超えるムラド・カーンが後衛に下がってもバックアタックに参加できると、相手のブロックは常に大きなプレッシャーを受けます。
また、アウトサイドヒッターのムラド・ジェハーンやウスマン・ファリヤド・アリは、両サイドから攻撃できる選手です。セッターが苦しい場面でも、高いトスをサイドへ上げて攻撃を組み立てられる点は、パキスタンの強みといえるでしょう。
実際にカザフスタン戦では、ムラド・カーンが21得点を記録しました。内訳はスパイク17得点、ブロック4得点です。ウスマン・ファリヤド・アリも14得点、ムラド・ジェハーンも11得点を挙げ、主力アタッカーがそろって得点を重ねました。
ウズベキスタン戦では、ムラド・カーンが14得点、ムサワル・カーンが13得点をマーク。ムハンマド・ハマドも11得点、ウスマン・ファリヤド・アリも10得点を記録しています。
つまり、パキスタンは一人のエースだけに頼るチームではありません。両サイド、中央、そして高い位置からの攻撃を組み合わせ、相手のブロックに的を絞らせない戦い方が魅力です。
注目選手1人目!ムラド・カーン選手
高さと破壊力を兼ね備えたオポジット
パキスタン代表で最初に注目したいのは、背番号11のムラド・カーンです。
身長205cmのオポジットで、パキスタンの攻撃の中心を担います。Volleyball Worldのプロフィールでも、オポジットスパイカーとして登録されており、チームの得点源として大きな役割を持つ選手です。
オポジットは、相手のエースアタッカーと対角を組むポジションです。前衛ではライト側から攻撃し、後衛に回った後もバックアタックで得点を狙います。セッターが前衛にいるローテーションでは、後衛のオポジットが攻撃参加することで、常に3枚の攻撃態勢を作れることが大きな特徴です。
ムラド・カーンの魅力は、まず205cmという高さです。高い打点から繰り出されるスパイクは、ブロッカーの手の上からコートへ突き刺さる可能性があります。さらに、相手ブロックを見ながらコースを打ち分けられれば、日本代表の守備陣にとっても非常に厄介な存在になります。
カザフスタン戦では21得点を記録し、そのうち17得点がスパイク、4得点がブロックでした。単に強打で点を取るだけではなく、ネット際で相手の攻撃を止める力も示しています。
今日の日本戦で見たいのは、ムラド・カーンと日本のブロック陣の真っ向勝負です。
日本がムラド・カーンに対してどのようなブロックを組むのか。1枚で勝負するのか、2枚でコースを限定するのか。日本のディフェンスがスパイクを拾い、切り返しから得点できるのか。ここには、バレーボールの醍醐味が詰まっています。
パキスタンが苦しい場面でムラド・カーンにトスを集めるのか。それとも、中央やレフトへ攻撃を分散させるのか。セッターとのコンビネーションにも注目です。
205cmの長身アタッカーが、日本のブロックを打ち抜くのか。それとも日本の守備が粘り勝つのか。試合の流れを大きく変えるキーマンになるでしょう。
注目選手2人目!ウスマン・ファリヤド・アリ選手
攻守でチームを支える万能型アタッカー
2人目の注目選手は、背番号7のウスマン・ファリヤド・アリです。
身長は189cmで、ポジションはアウトサイドヒッター。ムラド・カーンのような圧倒的な高さを持つ選手ではありませんが、攻撃と守備の両面でチームに貢献できるタイプです。
アウトサイドヒッターは、レフト側からの攻撃だけでなく、サーブレシーブにも参加します。チームの攻撃がうまくいかないときに高いトスを打ち切り、守備では相手のサーブを受け、ラリーをつなぎます。
つまり、アウトサイドヒッターは「点を取るだけ」のポジションではありません。攻撃、レシーブ、ブロック、サーブと、試合のあらゆる場面で仕事が求められます。
ウスマン・ファリヤド・アリは、カザフスタン戦で14得点を記録しました。 また、パキスタン・バレーボール連盟の選手紹介でも、身長189cmのアウトサイドヒッターとして掲載されています。
彼の注目ポイントは、攻撃の安定感です。
ムラド・カーンにブロックが集中したとき、パキスタンが次に頼りたいのがウスマン・ファリヤド・アリです。レフトからの攻撃で得点を奪い、相手の守備位置を動かすことができれば、中央のミドルブロッカーやライト側の攻撃も生きてきます。
また、ウスマン・ファリヤド・アリがレシーブでどれだけ安定するかも、パキスタンの攻撃力を左右します。
サーブレシーブが崩れると、セッターは高いトスをサイドへ上げるしかなくなります。逆に、レシーブがセッターへ正確に返れば、速攻、時間差攻撃、両サイドへの展開が可能になります。
日本代表が強いサーブでパキスタンのレシーブを崩しにいくのか。それに対してウスマン・ファリヤド・アリがどのように対応するのか。ここを見ていると、スパイクの得点だけではわからない彼の価値が見えてきます。
豪快なスパイクだけでなく、苦しいボールをつなぐ姿、ブロック後に素早く切り替えて攻撃へ入る姿にも注目してください。
パキスタンが日本に食らいつくためには、ウスマン・ファリヤド・アリが攻守で安定したプレーを見せることが欠かせません。
注目選手3人目!ムラド・ジェハーン選手
経験とリーダーシップでチームを動かす主将
3人目は、キャプテンを務める背番号15のムラド・ジェハーンです。
ポジションはアウトサイドヒッターで、Volleyball Worldのプロフィールでは身長196cmと紹介されています。 攻撃力に加えて、チームをまとめるリーダーシップを備えた選手です。
バレーボールのキャプテンは、単にコート上で声を出すだけではありません。苦しい場面でチームを落ち着かせ、ミスが続いたときに仲間を励まし、相手の流れを止める役割を担います。
とくに国際大会では、相手の応援、会場の雰囲気、長いラリー、判定への対応など、精神面の負荷が大きくなります。そうした状況で、経験のある選手がチームを落ち着かせられるかどうかは、試合の結果に大きく影響します。
ムラド・ジェハーンは、カザフスタン戦で11得点を記録しました。 主将としてチームを引っ張りながら、攻撃面でも得点に絡む選手です。
彼の見どころは、難しい場面での対応力です。
レシーブが乱れたとき、セッターが苦しい体勢からトスを上げる場面があります。そこでムラド・ジェハーンが、強打だけにこだわらず、ブロックアウトを狙う、フェイントを入れる、相手コートの空いた場所へ落とすといった判断を見せられるかがポイントになります。
また、日本のブロックがムラド・カーンに集中した場合、ムラド・ジェハーンが決定率を上げれば、パキスタンの攻撃は一気に厚みを増します。
今日の試合では、ムラド・ジェハーンがチームメートにどのような声をかけているのか、得点後にどのような表情を見せるのかにも注目してみてください。
キャプテンが一体感を作り、チーム全体が勢いに乗ると、格上と見られる相手にも大胆に向かっていけます。パキスタンが序盤から強気で攻めてくるなら、その中心にはムラド・ジェハーンの存在があるはずです。
ミドルブロッカーにも注目
パキスタン代表では、ムサワル・カーンとムハンマド・ハマドにも注目です。
ムサワル・カーンは身長198cmのミドルブロッカーで、Volleyball WorldのAVC男子ネーションズカップ2025のプロフィールでは、ブロックポイント16、アタックポイント29を記録しています。
ミドルブロッカーは、相手の速攻を止めるだけでなく、相手のエースに対してサイドへ移動してブロックする役割も担います。相手セッターの動きを読み、短い時間で判断して跳ぶ必要があるため、非常に高度なポジションです。
ウズベキスタン戦では、ムサワル・カーンが13得点を挙げました。 中央からの攻撃で得点できれば、相手のブロックはサイドだけに集中できません。
日本代表がパキスタンのサイド攻撃を止めるには、まず中央の攻撃をどれだけ警戒するかが重要です。ムサワル・カーンやムハンマド・ハマドの速攻が決まり始めると、ムラド・カーンへのブロックが遅れる危険があります。
パキスタンの攻撃は、単純な高さ勝負だけではありません。中央を使い、相手ブロックを動かし、その上でサイドのアタッカーが仕留めるという流れが見どころです。
日本戦で注目したい3つの勝負
1. 日本のサーブ対パキスタンのレシーブ
日本代表が強いサーブでパキスタンのレシーブを崩せるかが、最初のポイントです。
サーブで相手を崩せば、パキスタンのセッターは速攻を使いにくくなり、高いトスをサイドへ上げる場面が増えます。そうなれば、日本のブロックはムラド・カーンやムラド・ジェハーンに的を絞りやすくなります。
ただし、ウスマン・ファリヤド・アリやムラド・ジェハーンが安定して返球すれば、パキスタンは中央も含めた速い攻撃を展開できます。
2. ムラド・カーン対日本のブロック
もっともわかりやすい見どころは、ムラド・カーンのスパイクと日本のブロックの対決です。
205cmのオポジットが高い打点から放つスパイクに対して、日本がどのようなブロックを組むのか。ストレートを閉じるのか、クロスへ誘導するのか、ブロックアウトを防ぐのか。1本ごとに駆け引きがあります。
ブロックで直接得点できなくても、相手のスパイクをワンタッチで触れば、日本のディフェンスがボールを拾いやすくなります。数字に表れないワンタッチやコース限定も、ぜひ見てほしいポイントです。
3. パキスタンが勢いに乗る時間帯
パキスタンは、攻撃が連続して決まると一気に勢いに乗るチームです。
サーブで相手を崩し、ブロックでワンタッチを取り、ラリーをムラド・カーンやウスマン・ファリヤド・アリが締める。この流れができると、会場の空気も変わります。
日本代表が序盤からリードしていても、パキスタンの大型アタッカーが連続得点すると、セット終盤で一気に追いつかれる可能性があります。
逆に日本が、パキスタンの攻撃を何度も拾い、長いラリーを制することができれば、パキスタンの選手たちにプレッシャーをかけられます。
まとめ
パキスタン代表は、ムラド・カーンを中心とする高さとパワーが魅力のチームです。
205cmのオポジットであるムラド・カーンは、すでにアジア大会の初戦で21得点を記録し、スパイクとブロックの両方で存在感を示しています。ウスマン・ファリヤド・アリは攻守のバランスに優れ、ムラド・ジェハーンは主将としてチームをまとめながら得点にも絡みます。dawn+1
さらに、ムサワル・カーンやムハンマド・ハマドといったミドルブロッカーが中央で機能すれば、パキスタンの攻撃はますます手ごわくなります。
日本代表が勝利するためには、パキスタンの高さに対して、サーブ、ブロック、ディフェンス、そして粘り強いラリーで対抗する必要があります。
今日の試合を見るときは、ぜひ次の3人を覚えておいてください。
- 背番号11、205cmのオポジット・ムラド・カーン。
- 背番号7、攻守で貢献するアウトサイドヒッター・ウスマン・ファリヤド・アリ。
- 背番号15、経験とリーダーシップでチームを率いる主将・ムラド・ジェハーン。
パワフルなスパイクが決まるたびに沸き上がるパキスタンのベンチ。日本のブロックが相手のエースを止める瞬間。長いラリーの末に、どちらが最後の1点を奪うのか。
日本対パキスタン戦は、単なる予選ラウンドの一戦ではありません。アジアの舞台で、異なるスタイルを持つ2つのチームが、プライドと勢いをかけてぶつかる大勝負です。
ぜひ選手名鑑を片手に、パキスタン代表の攻撃力と、日本代表の組織力に注目して観戦してみてください。今日のコートでは、必ず熱い戦いが繰り広げられるはずです。

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