熱戦が繰り広げられた2024パリオリンピック!!
メダルを獲得したアスリートたちの輝かしい活躍の裏で、メダル級の仕事をしている人たちがいます。
それが、各競技の審判の方々。
今回は、その審判員の1人。日本人で唯一、2024パリ五輪で柔道国際審判員として参加した、異色の経歴を持つことで有名な天野安喜子さんについて詳しく書いていきたいと思います!!
ぜひ最後までお付き合いませ!!
この記事でわかること
・天野安喜子さんのwikiプロフィールと経歴
・天野安喜子さんの家族構成
・天野安喜子さんの学歴
・2024江戸川区花火大会を延期した理由
天野安喜子のwikiプロフィールと経歴!
まず最初に、天野安喜子さんのwiki風プロフィールと経歴を見ていきたいと思います!
父が自宅に柔道場を開いたのをきっかけに柔道を始め、高校生のときには1986年の福岡国際女子体重別柔道選手権大会では日本代表選手として銅メダル獲得、大学では思うような成績は残せなかったため、大学卒業と同時に引退した。
柔道の審判員となったきっかけは、父親から都柔連で女性審判員を育てる動きがあるから審判員の試験を受けてみたらどうかと持ちかけられたこと。天野家では父親の言葉が絶対だったために断れず試験を受けて、1995年に国内C級審判員となった。
さらに2001年にアジア柔道連盟の推薦で、オリンピックや世界選手権などの主要な国際大会で審判を務めることができる、『IJFインターナショナル審判員』の試験を受けて合格!その後、世界ジュニアや世界選手権での審判を経験し、ついに2008年北京オリンピックで日本人女性初のオリンピック審判員に選出され、70試合の審判を務めた。
そして、2021年東京五輪では、日本人唯一の審判員として審判を務め、今回の2024パリ五輪では3度目のオリンピックでの審判を務めることとなった。
天野安喜子さんの家は、創業350年を誇る宗家花火鍵屋であり、父は14代目の花火師。
安喜子氏は小学2年生のころには、すでに「家業を継ぐ!」と宣言しており、花火師というより父のような人になりたいと、父に憧れを抱いていた。
大学入学後18歳の夏から本格的に花火の修行を開始、家業を手伝い、大学2年のときに、火薬類取扱保安責任者の資格を取得した。
大学卒業後は、実家と取引のない工場で修行を行い、火薬類製造保安責任者の資格も取得した。
修行を終えて鍵屋に戻り、2000年に15代目鍵屋を襲名。
15代目を襲名後、改めて花火について学びたいと思い、日本大学大学院芸術学研究科に入学し、2009年、論文「打ち揚げ花火の『印象』─実験的研究による考察─」で博士号を取得した。
鍵屋は、毎年夏に開催される観客動員数日本一を誇る江戸川区花火大会をプロデュースしている。
天野安喜子の夫や娘、家族構成は?
天野安喜子さんは現在5人家族。
父親である14代目鍵屋の父、母、安喜子さんの夫、娘1人の5人家族で暮らしています。
鍵屋15代目、また柔道審判員としての遠征など、多忙な日々を送る安喜子さん。
2016年のインタビューで娘さんが高校生であると話しており、2000年にはすでに娘さんを授かっていたようです。なので、ご結婚のその頃でしょう。
娘さんを育てる母親として、家族の助けを借りないと無理だと話します。
両親と同居していなかったら仕事と子育ての両立は厳しかったでしょうね。
仕事で海外に行くこともありますが、私が心から慕っている両親だからこそ、安心して娘を託すことができるので、本当にありがたいと思っています。
火を取り扱う場に女性が関わることを切り開いた天野安喜子さん。
かつては「女性は不浄の者だから火の神が宿る花火の現場に入ってはいけない」と言われていましたが、家業を継いで活躍している安喜子さんがいるため、最近では女性の花火師を目指す人も増えてきたそうです。
娘さんが16代目を継ぐことに関しては、こう語ります。
娘に16代目を継いでほしいという思いはあります。
ただ、私自身、のれんの重さを実感しているので、娘の花火師としての道が開けるまでは、当主として母としてサポートをしていこうと思います。
柔道、花火、ともに男性社会であった風潮を変えてきた安喜子さん。
娘さんが16代目を襲名し、ともに鍵屋を盛り上げていってくれるパートナーとなってくれたらよいですね!
天野安喜子の学歴は?
東京都江戸川区に生まれた安喜子さん。
中学・高校は共立女子中学・共立女子高校に通いました。都内では有名なお嬢様学校で、柔道をやっているのは珍しかったようです。
その後、1993年日本大学文理学部体育学科卒業。
大学卒業後も学びの姿勢は続き、2008年両国柔道鍼灸専門学校を卒業して柔道整復師の資格を取得。
2009年には日本大学大学院芸術研究科を卒業し、論文「打ち揚げ花火の『印象』~実験的研究による考察~」で博士号を取得した。
江戸川花火大会延期はパリ五輪で審判を行うため!
江戸川区花火大会は毎年8月の第1土曜に開催されていましたが、2024年はパリオリンピック期間中であり、鍵屋15代目天野安喜子氏がオリンピック柔道審判員として招集されたため、日程を第4土曜日に変更された。
江戸川区花火大会って??
2024年の今年は8月24日に開催が予定されている、観客動員数日本一を誇る江戸区花火大会🎆!!
コロナ渦では中止されていましたが、2023年より再開。
毎年、8月の第1土曜に開催されていましたが、2024年はパリオリンピック期間中であり、鍵屋15代目天野安喜子氏がオリンピック柔道審判員として招集されたため、日程を第4土曜日に変更された。
来年以降は、また第1土曜日に戻されるでしょうけれど、もしかしたら4年後の2028年はまた日程が変更になるかもしれませんね!
まとめ
今回は、柔道審判員、花火師、と2足の草鞋を履く天野安喜子さんについて詳しくお届けしました!
天野安喜子さんは、1970年10月31日、東京都江戸川区生まれ、老舗花火の宗家花火鍵屋14代目の次女として生まれました。
共立女子中学、共立女子高校、日本大学文理学部体育学科を卒業後、大学在学中より花火師としての修行を開始し、2000年に15代目鍵屋を襲名。
2001年、国際柔道審判員の資格を取得し、世界ジュニア、世界選手権など経験を積み、2008年北京オリンピックで初のオリンピックでの柔道審判を経験。2020年の東京五輪では日本人唯一の審判員となり、2024年パリ五輪でも審判を務めた。
天野安喜子さんは5人家族で、14代目であるご両親と娘さんと同居しており、娘さんはすでに成人しており、16代目を襲名することに関しては、家業を継いでほしいと思いを語っています。
2024年江戸川区花火大会は8月24日に開催!
例年、第1土曜日に開催されてきましたが、花火大会をプロデュースしている鍵屋の当主である15代目の安喜子さんがパリオリンピックで柔道審判に召集されたため、日程を第4土曜日に変更して行われる。
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