月曜夜9時から放送中のドラマ「PICU 小児集中治療室」
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吉沢亮さん演じる志子ちゃん先生や高杉真宙さん演じる矢野先生が
日々の業務に追われ苦しんだり葛藤しながらも成長し
PICUを運営していくドラマですね。
PICUとは
PICUは全国の病院35か所に設置されている
子どもの集中治療に特化した病棟です。
ドラマにもあるように、事故で重傷を負った子どもや、
治療中に状態が悪化した子どもに対し、
より精度の高い管理ができるよう基準に基づき
機器やスタッフを配置したユニットになります。
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このように、都市部に集中していることがわかります。
自分の子どもが一刻を争う状態のときに、搬送に何時間もかかる、、
なんてことになったらと思うと、
ドラマのようにジェット機の配置を望む声があるのも頷けますね。
実際の現場
ドラマでは、当初植野先生、志子田先生、綿貫先生、羽生看護師の
4人でスタートしたPICU。
ドラマの医療監修をした小児外科医・渡邉佳子医師の
7つのルールが
フジテレビ系12月13日23時から放送されました。
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実際は、厳しいスタッフの人数の基準があります。
そして、医師・看護師・臨床工学技士など
医者やコメディカルすべてのスタッフに高い知識と技術が求められ、
言うまでもなく配属されたからといって即戦力にはなりません。
また、ドラマでもあったように、亡くなる子どもももちろんいます。
そのような厳しい医療の現場でメンタルもやられやすいと言えます。
実際にPICUで働いていた友人の話では、
手術後の患児の管理についてよく主治医から怒鳴り声が上がってた、
新人が入ってきても1人も残らないことも少なくない、
など、厳しい実情を聞きました。
ですが、基本的には鎮静剤で眠っている子の方が圧倒的に多く、
コミュニケーションに苦手意識がある人は向いているという話も聞きました。
そして、患者1人に対するスタッフの人数も多いため、
複数のタスクをこなすことに苦手な人にも合っているかもしれませんね。
第6話では、心臓移植を待つ子と修学旅行に行くシーンがありましたが、
実際PICU入室中の子が外出をすることはありません。
スタッフもそこまで手が回りませんからね。
でも、小児病棟では見かける光景です。
患児たちの希望を叶えるとき、『メイク・ア・ウィッシュ ジャパン』という団体が
力を貸してくれることがあります。
まとめ
ドラマを見ていて、リアルな現場をよく再現できているな~と
感心しています。
数も少なく、あまり知られていないPICUですが、
もっと施設も増え、1人でも多くの子どもたちの命が
救われることを願っています。
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