2023年2月21日に上野動物園の”シャンシャン”が、
2月22日に和歌山、アドベンチャーワールドの
”永明” ”桜浜” ”桃浜”の
4頭のパンダが中国に返還されました。
返還前の両施設には
最後に一目見ようと観覧希望者がつめかけましたね!
ですが、このニュースを見て
なぜ中国に返還されるの?
また日本にパンダは来る?
中国に戻ったパンダたちはどう過ごすの?
と思われた方も多かったのでは?
その疑問について解消していきたいと思います!
シャンシャン、永明、桜浜、桃浜についてご紹介します!
シャンシャン…2011年に日本にやってきたリーリーとシンシンの子どもとして
2017年6月12日に上野動物園にて生まれた雌のジャイアントパンダ
永明…1994年、1歳のときに中国からアドベンチャーワールド(和歌山県)に
やってきた雄のジャイアントパンダ。現在30歳、人間でいうと90歳!
なんと、16頭のジャイアントパンダのお父さん。
ビッグダディなジャイアントパンダですね!
桜浜・桃浜…永明と良浜の間に2014年に生まれた双子のジャイアントパンダ。現在8歳。
双子の子パンダ、
めちゃくちゃかわいいですね~~~♡♡♡
シャンシャン、永明、桜浜、桃浜の4頭のパンダはなぜ中国に返還されたの?
日本にやってくるパンダは、
「日中共同飼育繁殖研究」という研究目的で貸与されているのです。
シャンシャンの場合は、
貸与にあたって「中国野生動物保護協会」と 東京都が
「ジャイアントパンダ保護研究実施の協力協定」という協定を結んでいます。
この協定でパンダの所有権は中国にあると定められているので、
協定で約束をした期間が過ぎたら、中国へ返さなければならないのです。
「あれ?シャンシャンは日本で生まれたのに、所有権は中国にあるの?」
と思われた方もおられるのでは??
私もそう思った1人です!
が、シャンシャンの両親であるリーリーとシンシンも
前出の協定によって繁殖研究の目的で上野動物園にやってきているので、
その間に生まれたシャンシャンの所有権も中国にあるのです。
また中国から日本へパンダは貸与される?
新たな雄パンダが来日する?との情報もありますが、
まだ決定ではないようです。
桜浜と桃浜は繁殖のため中国へ戻ったので、
新たに繁殖目的のジャイアントパンダが来日するかもしれないですね!
4頭が中国に帰って、現在日本には9頭のジャイアントパンダがいます。
中国国外では日本が最多の13頭を飼育していたが、今回9頭となり
アメリカと同数となりました。
新たなジャイアントパンダ来日のニュース、
待ち遠しいです。
中国に旅立ったパンダたちはどう過ごす?
中国へ渡ったシャンシャンは、
四川省・雅安にある中国ジャイアントパンダ保護研究センターで
暮らすことになります。
現在5歳のシャンシャンは、繁殖の適齢期。
世界的に有名なこの保護研究センターで、繁殖のパートナーを探します。
永明、桜浜、桃浜の3頭は、
四川省の成都にある成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地が次の住まいとなります。
永明はもう高齢なので、高齢のパンダが暮らす施設へいく予定とのことです。
そこで、余生を全うして楽しく暮らしてほしいですね。
一方で桜浜と桃浜は繁殖期!
素敵なパートナーに巡り合って、
またかわいい子パンダのお母さんになってほしいです!
まとめ
・日本で暮らすジャイアントパンダは「日中共同飼育繁殖研究」
のため、日本に貸与されているため、所有権は中国にある
・シャンシャン、桜浜、桃浜は中国に里帰りし、繁殖活動に励む予定
・永明は高齢のパンダが暮らす施設へ行って余生を過ごす
・現在日本には9頭のジャイアントパンダが暮らしており、
新たなジャイアントパンダが来日するかは未定
・シャンシャンは中国に返還され、
四川省・雅安にある中国ジャイアントパンダ保護研究センターで暮らす
・永明、桜浜、桃浜は中国返還後
成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地で暮らす
パンダ返還のニュース、少し寂しいですね。
中国に里帰りしたジャイアントパンダたちが
お母さんになったというニュースが聞けたら嬉しいですね!
最後までお読みいただき、
ありがとうございました!
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