こんにちは!
今日はこちらにスポットを当ててみました!
私たちの安全を海から守ってくれている心強い存在、
海上自衛隊。
その生活って未知に包まれていますよね?
今日はそんな海上自衛隊の中で、料理人として働く人たち、『給養員』と呼ばれる職種について調べてみたので、ぜひ最後までお読みくださいね!
海上自衛隊の給養員ってどんな仕事?
海上自衛隊は、
日本の3つの自衛隊の1つで、
①我が国の領域および周辺海域の防衛
②海上交通の安全確保
③望ましい安全保障環境の創出
を目標に掲げて日々活動しています。
日本国民の生命・身体・財産、そして領土・領海・領空を守り抜くため、厳しい規律や訓練の元、生活しているんですね~
主な活動は、
有事への対応、災害への対応、海洋安全保障への対応
などになります。
海上自衛隊は、陸・空の自衛隊とは異なり、護衛艦や潜水艦の乗組員になる方は基本的に陸上の基地から離れ、出航して数週間から数ヶ月単位で海上生活となります。
そのため、気軽にコンビニなどでお弁当を買ったり(おやつを買ったり?)、外食もできません。
ずっと海にいるからといって、釣りができるわけでもありません。
また、公開中は24時間休みなく船を運行しつつ任務をこなすので、常にストレス環境下といえます。
そんな環境の中で、唯一の楽しみといっても過言ではないのが、食事です。
それを調理しているのが、『給養員』さんたちなんです!
小学校の給食のおばちゃんや、高校なんかの食堂のおじちゃんおばちゃんといった感じでしょうか。
(私のイメージ)
1人前護衛艦でいうと、乗組員全員の食事を毎日3食作るわけですから、大変です!
味はもとより、栄養バランスやコスト、そして途中で食材調達についても考慮しながらメニューを考えないといけないんです。
現在、1人前413円で150~200人分を作っているんだそうですよ。
その料理光景は圧巻!!
これが船の中とは思えませんね。
食事が美味しいと気持ちも安らぎますもんね~
閉鎖された船の中の生活で、美味しい食事と仲間との会話など、ストレスを発散しつつがんばっているんでしょうね!
こんなイベントも行われてるみたいですよ!
すっごい豪華!!
こんなのプレゼントされてみたいですね~~🍫🍫🍫
スイーツもパティシエ並なんて、男性も女性もモテモテになっちゃいますね!
海上自衛隊の給養員ってどうやったらなれるの?
海上自衛隊で給養員になるには、京都府舞鶴市にある「第4術科学校」へ入校し、海士給養課程へ入る必要があります。
航空自衛隊では、福岡県の芦屋基地にある「第3術科学校」になります。
それまでの流れとして、自衛官候補生などで海上自衛官として採用され、適性検査や希望調査を踏まえて選ばれます。
自衛隊への入隊時に栄養士の資格を持っている人や板前などの経験者で希望している方は選ばれやすいくなるかもしれませんね!
”調理師免許は必要なの?!”
給養員として働くのに調理師免許は必要ではありませんが、給養員として働いたからといって、自動的に調理師免許が取得できるわけではありません。
調理師免許取得には国家試験に受からないといけません。
その国家試験の受験資格に、指定された場所での2年以上の実務経験が必要なんですが、自衛隊はその指定された場所に含まれるため、2年以上海上自衛隊において調理作業に携わっている場合には、調理師免許の受験資格が取得できます。
調理師免許があれば、もし自衛隊を辞めた後でも、転職に有利となりますね。
海上自衛隊の給養員は全国の艦艇や基地に配属され、訓練に励む自衛官の毎日の食事を調理するお仕事です。
適正な栄養管理に基づいた献立がつくられ、季節や自衛官の施行に応じた変化のある食事を提供しています。
護衛艦などに乗務する自衛官は数週間から数か月間会場で過ごすことになるので、食事は隊員のストレス緩和になっています。
また食事は隊員の士気に源となりますので、それを支える給養員はやりがいのある仕事ではないでしょうか。
海上自衛隊の給養員の給料(年収)はどのくらい?
気になるお給料はどんな感じなんでしょうか?!
自衛隊というと、命の危険を顧みず敵地へ赴いていく…
なんていうのは戦時中の話。
今や、憲法9条に基づき、戦争を放棄した日本では戦地へ赴くなんて自衛隊員の仕事ではありません。
もちろん、ボランティアでもない立派な職種。
お給料をもらって働いておられます。
お給料(年収)は、等級によって異なるので一概には言えませんが、
海上自衛隊の高卒の初任給は12万5千円で
3か月後に15万9千円、
1年9か月後に18万7600円となっていくようです。
高卒・大卒の初任給を下回っているように見えますが、
自衛隊員はここに長期間乗船するなどの任務によって
各種手当がつきます。
そして、なんといってもここが大きな違いかと思います。
ほぼ生活費がかからないんです!!
一般の社会人の方々は、生活費が支出の大部分を占めますよね?
ですが、
自衛隊員さんたちはその生活費がかかりません。
特に、海上自衛隊の方々は長期に乗船するため、その間の生活費がかからない上に無駄遣いをする機会もまったくもって少ない!
お給料をほとんど生活費として使っている私たちとしては羨ましい限りですね~
もちろん、ボーナスもありますよ!
お金を貯めるなら自衛隊入隊が最善策かもしれません(笑)
海上自衛隊の食事といえば、カレー!!
海上で過ごす時間の長い海上自衛隊員が曜日を把握するために金曜日はカレーの日としているのはあまりにも有名な話。
各護衛艦で特色のあるカレーを作っているそうです。
海自カレーとしてレシピも公開されていますので、ぜひ作ってみてください!
本でじっくり見たい方はこちら👇をどうぞ!
まとめ
・海上自衛隊の隊員のために日々料理を作る料理人『給養員』
・給養員は自衛隊員150~200人分の食事を栄養バランスも考え
1食413円で毎日調理している
・給養員になるためには、京都府舞鶴市にある「第4術科学校」へ入校し、
海士給養課程へ入る必要がある
・給養員の給料は、一般の社会人よりも少し高くなるが、
生活費がほぼかからないため、実質的にはかなり多くなる!
・金曜日はカレー日と決まっており、各護衛艦が海自カレーと
独自の趣向を凝らしたレシピでカレーを作っている
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